IT業界では特に、会社を辞めてフリーランスになるという選択肢が浸透してきました。業種に関わらず、独立する年代は40から50代が多く、それより若い世代も数を伸ばしています。フリーランスになって良かったと思えるのは、自由度や裁量の高さと答える人が多いようです。それに次いで多いのは、仕事の内容にやりがいを感じるという人や、プライベートと両立しやすいという人です。
会社務めのエンジニアは、経験を積んでいくと管理職に就かなければいけないケースも多く、それが嫌でフリーランスになる人もいます。ずっと好きな仕事ができるのは幸せなことと言えるでしょう。
フリーランスは会社員よりも、より能動的に仕事をこなしていくことが大切となります。バリバリ働くことはやりがいにつながりやすく、それによって収入が増える人も珍しくありません。収入増がさらにやりがいにつながるという、相乗効果も得られる可能性もあります。
高いスキルを持っていなければ難しいかもしれませんが、単価の高い案件に絞って仕事を請けることも可能です。値段交渉ができる案件もありますし、得意分野に仕事を絞ることも不可能ではありません。自分の理想の働き方を追求することができる点もやりがいとなるでしょう。
そして、長時間勤務を苦に感じるエンジニアも少なくありません。そういう場合は、物価の安い海外に引っ越して仕事をするのも1つの方法です。ネット環境さえあれば仕事ができるというメリットを、最大限に活かした生き方と言えます。